第83回全国教育美術展
【特選】 余湖 祐希乃 中1
作者の工夫が随所に見られます。鉛筆のみで描かれていますが、芯を削り粉を使ったことで柔らかな陰影を表現できました。棚田の静かな朝の清々しい空気感が伝わってきます。山の向こうから差した朝日で棚田が目覚め、水面が光を吸い込むような感覚があり、デッサンによって学んだ造形的なものの見方や考え方で、表現したい事が伝わり共感できる魅力的な作品になりました。
第24回ユネスコ絵画展『絵で伝えようわたしの町のたからもの』
【富山ユネスコ協会森本賞】蓮野 愛瑠 中1
歩道橋の構造、壁や階段を良く観察ししっかりと描かれています。手前の車、電車に目をやると電線が遠くの山に向かって伸びていて先の風景を想像させる構図です。道路にできた標識や車、ガードレールの強い影と青い空の白い雲からは夏を感じ、街路樹からはセミの声が聞こえてきそうですね。
【佳作】若林 美矢乃 中1
春の川に映る土手の桜並木、映る桜を見ると川の流れは静かで日も沈みそうな夕方の風景を良く観察して描けました。空と川を美しい色合いで表現しています。絵の具の濃淡を生かして三原色で描いたこの作品はタイトルの春のうたらしい素敵な作品になりました。
第17回ビルメンテナンスこども絵画コンクール
【審査員賞】森 香帆 年少
まず最初に画用紙一杯に絵の具を水で広げてステージを作っています。そこに、拾ったゴミを食べさせてあげるとおもちゃにしてくれる虹色のカバが登場し、その大きな口に姉妹でどんどんカバに食べさせておもちゃにしていく。とっても楽しい発想です。先生もこのカバに会いたいです。頑張って描けましたね!